浅田真央、3Aを2回にする訳 | フィギュアスケート研究本

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真央、トリプルアクセル2回限定…連覇へ安全策

フィギュアスケート世界選手権 女子SP (4月29日 ロシア・モスクワ)

浅田は「ショート(SP)で1回、フリーで1回入れるのを目標にして練習してきました」とトリプルアクセルを計2回に限定する安全策で2連覇に挑む。

 バンクーバー五輪で女子で初めて計3回成功。今季も常に試合直前まで3回の挑戦にこだわってきたが、負担を減らして大技に集中する。29日は今季まだ一度もミスなく滑れたことがないSP。1年ぶりに実戦復帰するキム・ヨナ(韓国)との再戦へ向け、浅田は「今はSPのことだけ考えている。パーフェクトな演技をしたい」と誓った。

 ◆滑走順 29日の女子SPの滑走順が28日決まり、浅田は29番目、キム・ヨナは最後の30番目に演技することになった。安藤は25番目。村上は19番滑走。

2011年4月29日 06:00 スポニチ

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女王経験者3人の争いか=29日に注目の女子SP-世界フィギュア

【モスクワ時事】当地で開催中のフィギュアスケート世界選手権で注目される女子は29日にショートプログラム(SP)が行われる。連覇を狙う浅田真央(中京大)と4年ぶりの優勝を目指す安藤美姫(トヨタ自動車)の日本勢、約1年ぶりの実戦となるバンクーバー五輪金メダルの金妍児(韓国)。3人の世界女王経験者の争いになりそうだ。
 浅田は得点源であるトリプルアクセル(3回転半)に不安が残る。モスクワ入り後の公式練習でも着氷が安定していない。ジャンプを基礎から見直した今季は出遅れたが、昨年末の全日本、今年2月の四大陸選手権では復調の兆しがあった。進化の過程とはいえ、勝負強さを見せられるか。
 安藤は磨きをかけた表現面、ジャンプともに隙がなさそうだ。いち早くモスクワ入りし、黙々と調整を重ねた。今季は全日本、四大陸とも浅田をかわして優勝しており、安定感は十分だ。
 金妍児は今季前半を休養したブランクを感じさせない。練習で曲をかけて演技を通したSPは、見る者を引き込む迫力があった。豪快で上質なジャンプは昨季そのまま。韓国の伝統音楽を選んだフリーは「母国へのラブレター。感謝の気持ちを示したい」。新たなモチベーションを手に、勝負の舞台へ戻ってきた。

(2011/04/28-17:23)時事ドットコム

女子SP 真央29番、キム・ヨナは最後の30番目滑走
 
フィギュアスケートの世界選手権で29日に行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順が28日決まり、浅田真央(中京大)は29番目、キム・ヨナ(韓国)は最後の30番目に演技することになった。

 安藤美姫(トヨタ自動車)は25番目。村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は浅田ら最終組の一つ前の組で19番滑走となった。

2011年4月28日 21:03 スポニチ

世界フィギュア:金妍児はSP最終滑走

 国際スケート連盟は28日、モスクワで29日に行われるフィギュアスケートの世界選手権女子ショートプログラム(SP)の滑走順を発表した。日本勢は、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が19番目、安藤美姫(トヨタ自動車)は25番目、浅田真央(中京大)が29番目の滑走。約1年ぶりの復帰戦となる金妍児(キム・ヨナ)=韓国=は最後の30番目に滑る。安藤と浅田、金妍児は同じ組となった。

毎日新聞 2011年4月28日 21時00分

浅田29番目、金妍児は最終滑走=世界フィギュア女子SP
 
【モスクワ時事】フィギュアスケートの世界選手権で、29日に当地で行われる女子ショートプログラム(SP)の滑走順が28日決まり、連覇を目指す浅田真央(中京大)は30人中29番滑走となった。直後の最終滑走で、約1年ぶりに実戦を迎える金妍児(韓国)が登場する。
 4年ぶりの優勝を目指す安藤美姫(トヨタ自動車)は最終組のトップを切って25番目、初出場の16歳、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は19番目に滑る。 

(2011/04/28-20:39)時事ドットコム

<フィギュア>キム・ヨナ-浅田真央、希望を演じるライバル

フィギュアスケートのキム・ヨナと日本の浅田真央が、「国のために活躍する」という共通したテーマで世界選手権大会に出る。同い年のライバルは今シーズンの演技に「希望のメッセージ」をたくさん盛り込んだ。

キム・ヨナは今シーズンのフリースケーティング背景曲に「オマージュトゥコリア」を選んだ。「アリラン」をはじめとする伝統音楽を新たに編曲した曲だ。キム・ヨナは、「これまで声援してくれたファンに感謝の気持ちを込めたプログラム」と話した。

キム・ヨナが善戦を誓う理由はまだある。2018年冬季オリンピック招致に出た江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)に力を与えるためだ。キム・ヨナは大会が終わるとすぐに5月18~19日にスイス・ローザンヌで開かれる候補都市ブリーフィングに出席する。また、7月6日には南アフリカ・ダーバンで国際オリンピック委員会(IOC)総会の開催地選定投票に参加し平昌の冬季五輪招致を積極的に支援する予定だ。

キム・ヨナは、「平昌広報大使として世界選手権大会に参加し良い成績を出すことが助けになると考える。ここに偶然でなく『オマージュトゥコリア』を選曲することになった。色々とぴったりだ。平昌招致広報大使として出場するという考えだ。荷物がひとつ増えたが、いつになく気楽にやりたい」と念を押した。

浅田は大地震で落ち込んでいる日本に希望を伝えるために出場する。浅田は大会期間中に日本選手らとともに地震被害復興募金をする予定だ。今回の大会に出場する日本選手のジャケットには「REBIRTH JAPAN 甦れ日本!!  WE ARE ALWAYS WITH YOU」というスローガンが刻まれている。5月には浅田をはじめとする日本のフィギュアスターらがチャリティ公演も実施する予定だ。浅田は26日(韓国時間)のインタビューで、立派な演技で日本の国民に力を送りたいと話していた。

2011.04.28 09:45:09
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

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http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139572&servcode=600&sectcode=600

↑中央日報のニュースですが、記事に対するアンケートがあるのですが、いつも、腹立つ、がダントツに一番となっています。ただ今(6410件)です。

真央ちゃんは3Aをフリーで一回にしたようです。むむむ、もしかして、A氏による採点なので、ダウンローテの警戒でしょうか。

跳び損よりも、GOE獲得作戦に変えたようですね。久美子コーチが前に、何でも跳びたがるのをいさめていたしたが、それに従ったようですね。それともキムヨナ選手のプログラム構成をみて、3Aを1回でも大丈夫と見たのかもしれません。

キムヨナ選手フリーの予想点(韓国ニュースより)

オマージュトゥコリア:3Lz +3 T(10.1) - 3S +2 T(5.60) - 3F(5.30)- LSp4(2.70) - 2A +2 Lo +2 Lo(6.90) - 3Lz(6.60 *) - FSsp4(3.00) - SIst3( 3.3) - SpSq4(3.40) - 3S(4.62 *) - 2A(3.63 *) - CCoSp4(3.50)の合計:58.65

浅田選手フリーの予想点(4大陸選手権参考)

愛の夢:3A(8.50) - 3F+2Lo(7.10) - 3Lz(6) -CCoSp4(3.50) - 2A+3T(8.14) - 3F+2Lo+2Lo(9.79) - 3S(4.62) - FSSp3(2.60) - SlSt3(3.30) - 3Lo(5.61) - FCCoSp4(3.50) -ChSp1(2.00)の合計:68.16

浅田選手のステップやスピンのレベル判定は、4大陸選手権を元にしています。

なお太字のキムヨナ選手のSpSq4(3.40)は、昨年のスパイラルのレベル4としての得点です。今季は全員がChSp1(2.00)レベル1です。ここにGOEの得点を加えて得点とします。

なのでキムヨナ選手の予想の合計点は、3.50-2.0=1.50なので、58.65-1.50=57.15点です


浅田選手の予想、技術点の基礎点のみ計算の合計68.16点と比べると10点近く下回ります。

この下回っている得点をGOEと演技構成点でカバーする訳です。

浅田選手の予想、合計点は、ステップがレベル3、スピンもレベル3と、低く見積もっていますから、スピンがレベル4となれば、さらに浅田選手の技術的基礎点は上がります。また浅田選手にもGOEが加算されますら、10以上の上げ上げが必要となる訳です。


お互いにノーミスだった時、技術点は浅田選手が10点も上回っています。ここに3Aをもう一本、3-3を2本入れたら、20点位差がつくのではないでしょうか。

本来、GOEの上げがなかったら、キムヨナ選手と浅田選手の立場は逆転します。五輪の得点も、正反対となったでしょう。

チャン選手の得点も高すぎますが、今回ジャンプのGOEが全て、キムヨナ選手のように2.0という異常がなかったのは、チャン選手が難しいジャンプに挑んでいた上に、ほぼノーミスだったからでしょう。


チャン選手もそうですが、滑りを見ていて、あんなに演技構成が高い割に見ていて感動が何もないというのが、お互い共通している所だと思います。

キムヨナ選手の演技は同じ過ぎで、見ていてもう飽きてしまっています。もう少し、創意工夫して、観客を楽しませていただきたいと思います。

滑走順はキムヨナ選手が最後でいいと思います。彼女の銀河点の後は滑りにくいですからね。

それとも選手の全員の出来を見て、彼女の得点をつけようという思惑でしようか。それならば、かけ離れた得点をつけなくて済むと言う配慮からなのでしょうか。

どうせ勝たせる気満々ならば、その方がいいですよ。選手が滑りやすい順番の方がいいと思います。今回の織田選手のように焦って自爆するよりは、ミスを回避できる状態の方がいいと思います。

先に滑らせると、保護得点として異常に高い点数が出るから嫌です。それとも先に滑った選手の得点を異様に抑えるかもしれませんが……。

とりあえず、選手たちの今季ベストの演技が見たいので、得点はどうでも良いです。出来レースは見ていてつまらないので、個人個人の演技の素晴らしさを堪能したいと思います。


世界女子フィギュア地上波放送は、今夜 19時57分~23時22分です。


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